スリ未遂
やばかった! やばかった!!
やーばーかったーってばぁー!!!
ローマからニース行きの列車を待つ駅構内。
スリにあい・・・・かけました。
未遂でした。
よかったけど、本気で危なかったー!!
イタリア列車はよく遅れます。
ミクが乗る予定の夜行列車は23時ローマ発の予定だったのに70分遅れの
翌日0時10分発となりました。
めーっちゃ、時間の出来たミクは家族やら友達やらにポストカードを書いて
いたのです。ちょっとした段に座って。
そーしーたーらー。
すごい隣が空いているのに一人のスパニッシュ系(!?)の女性がめちゃミクに
密着して隣に座ってきました。
「なんだ?この人??」
って思いながらもミクはお手紙を書くことに夢中。
たいして気にもしませんでした。
黙々と書いていたら、足元に違和感が・・・。
?????
なんと、その女の隣にいつの間にやら知らない男がいて、ミクの足元において
いたバッグに手を伸ばしていたのです!
「何する!? おまえー!!!」
すーーーーーーーーーーーーーーーっごいムカついたけどイタリア語のできない
ミクは、とりあえず1番怖い顔でにらみつけて、もうポストカードなんかも全部
しまって、その場を離れようとしました。
二人は
「何もしてないよ。ソーリー。」
と何もしていないのに謝って(英語で)去ってゆきました。
ヤバイ!ヤバイ!!
南米でカメラ盗まれたのに、もう、北米入ったら平和ぼけしちゃってました。
いけねぇ。いけねぇ。
自分の身(持ち物)は自分で守らにゃなっ!!!
今回のこの事件でちょっと思ったコト・・・。
ミクのバックパック。
出発時には約10キロだったのに、いつの間にやら太ってしまい
(荷物増やさないようにしてるつもりだったけど、やっぱり何やかんやで増やし
ちゃってました・・・)なんと、今、16キロ!!
これを担ぐだけでも毎回苦戦しています。
でも・・・。
今回みたいに、もしスリに狙われた時。そして、ラッキィにも盗られる前にきづけた時。
ミクはこのバックを持って逃げられるだろうか・・・?
ネガティブな意味じゃなく、現実の問題として、おそらくきっと無理でしょう。。。
本当。いらないものはガンガン捨てよう。んで、貴重品だけは何があっても
絶対に守るのだ!
今のミクには、これら全部を守りきれるチカラがない。
今のミクには持ちきれないくらいのモノを持ちすぎてるんだハズ。
ん!?
コレって、生き方においても言えることかもね。
自分にとっての「大事」をちゃんとセレクトしてゆこう。
って。
スリ未遂から、こんなことを学んだミクです。